ユニバーサル上映映画祭公式ブログ

ユニバーサル上映映画祭の詳細な情報を公開しております。

『第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in函館』開催終了!!アンケート集計報告について

みなさま

去る11月18日(日)に開催いたしました『第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in函館』。
おかげ様をもちまして、映画上映及び道民フォーラムに延べ約240名のご参加をいただき、無事成功裏に終了させていただくことができました。
改めまして、皆さまの特段のご協力に心から感謝申し上げます。


以下には、函館上映会のアンケート結果をご報告させていただきます。長文になってしまいますが、宜しければご参照いただけますと幸いです。

第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in函館 アンケート結果
回答者数:①37名/②24名/計61名
※①:1回目上映終了後回収分
 ②:2回目上映終了後及び道民フォーラム終了後回収分


1.居住地域について
函館市          ①33/②18   
北斗市          ① 3  
七飯町              ② 3
□左の3市町以外の道南地域     ② 1
□道南以外の北海道         ② 2
・札幌市(②)
□その他          ① 1

2.年齢について
□10歳未満 
□10代 ① 1 
□20代 ① 4 
□30代 ① 2/② 1 
□40代 ① 8/② 4 
□50代 ① 4/② 9
□60代 ①13/② 2 
□70代 ① 5/② 8  
□80代 
□90歳以上

3.映画祭の参加回数について
□1回目  ①12/② 9  
□2回目  ① 5/② 3  
□3回目  ① 8/② 3  
□4回目  ① 1/② 3  
□5回以上 ①11/② 6

4.映画祭の参加理由について(複数回答可)
□観たい映画があったから     ①12/②10
□シンポジウムに興味があったから ① 4/②11
□作品展に興味があったから    ① 2/② 4
□その他             ①15/② 4
・興味があったから(①)
・興味があったから。(①)
・面白そうな映画だったから。(①)
・活動に興味があったから。(①)
・頑張っている人たちを応援したいから。(①)
・友人にさそわれて。(①)
・手話の勉強会で知ったから。(①)
聴覚障害者なので、字幕付きでなければ難しい。(①)
・ユニバーサル映画に関心がありました。(①)
・知り合い(学生)が出ていたため。(①)
・家族がかかわっていたから。(①)
・つれられて。(①)
・義理。(②)
・北海道ユニバーサル上映映画祭のファンなので。(②)

5.映画祭情報について
●本日の映画祭を何で知りましたか?
□当会からの案内        ① 8/② 4
□映画祭のホームページ         ② 3  
□知人・友人          ①15/②10  
□ポスター・ちらし       ① 5/② 3 
□学校             ① 1
□新聞など報道機関の案内、記事 ① 2/② 3   
SNSツイッターフェイスブックなど)
□その他            ① 6/② 3
・音楽鑑賞会。(①)
・家族。(①)
・北斗福祉まつり。(①)
・函聴協 他。(②)
・関係団体。(②)
・行政の案内。(②)

6.映画について
(1)上映作品の満足度
  
満足   ①28/②16
やや満足 ① 8/② 3
普通  
やや不満     ② 1 
不満

(2)今後上映してほしい映画名をご記入ください。
歓喜の歌。(①)
仁義なき戦い。(②)
・音楽。(②)
・「ゆずり葉」。(以前に上映していたかもしれないけれど)(②)

 
7.映画祭の満足度について
満足  ①31/②15  
やや満足① 4/② 2 
普通      ② 2
やや不満    ② 1
不満

8.映画のユニバーサル環境について
●日本語字幕について

①日本語字幕の表示 
役に立った    ①26/②16 
役に立たなかった ① 1  

②字幕の位置    
ちょうど良い ①28/②14 
上すぎる 
下すぎる       ② 3 
右すぎる 
左すぎる 

③字幕の大きさ   
ちょうど良い ①28/②15 
小さい        ② 1
大きい 

④字幕の見やすさ  
見やすい ①27/②15
見にくい     ② 1

●音声ガイドについて

①音声ガイド    
役に立った    ①28/②13
役に立たなかった ① 1 

②音の大きさ    
ちょうど良い ①24/②12
小さい        ② 1
・聞こえづらいときもあった。(②) 
大きい    ① 4/② 1

③音の入るタイミング
ちょうど良い ①26/②12
遅い     ① 1/② 1
・遅い時もありましたが、見えてるから感じることであり、音だけ聞いてたら違和感
はないのかも?(②) 
早い     ① 1
・初めての鑑賞だったので。(①) 

●ミュージックサイン(挿入曲の雰囲気や背景の音を伝えるためのサイン)について

①ミュージックサイン  
役に立った    ①22/②11  
役に立たなかった ① 

②表現について     
分かる   ①22/②13
分からない ① 1/② 2
・もっと表情を。(②)
・分からない部分もあった。(②) 

●(映画のユニバーサル環境に関して)その他お気づきの点をご記入ください。
・ガイドが大きすぎる。全体的に音が大きすぎる。和訳がほしい。(①)
・歌詞の内容(和訳)があれば良かった。(①)
・大学生の皆さんが、かかわっていることに感動しました。(①)
・ミュージックサイン良かったです。(①)
函館市にユニバーサルの会場があれば良いと思います。(①)
・洋画のためミュージックサインは苦労していたけど、やりこなしましたね。わかりやすくすてきでした。(②)
・音声ガイドと映画のもとの音声がききわけづらい部分があった。(②)

9.映画祭企画について意見・感想。
・うた(どういう意味だったか分からんかった)(①)
・今後も続けて欲しいです。(①)
・個々の努力、障がい者に対して市役所や道庁の職員が全てとは言わないが、障がい者(の扱い)をわかってほし い。職員の教育をもっとしっかりしてほしい。(②)
・教育の中で手話やてんじを取り入れていきたい。(②)
・島さんの発言が、とてもわかりやすくうなずけた。函館会場のような形のフォーラムが他の地域での開催のとき にもあるとよいと思いました。(②)
・関連する映画の後だったので良かったと思います。(②)
・学生企画、素晴らしいです。フォーラムの質疑の中での臨機応変な対応に感動しました。一つだけ気がついた点 は、アイスブレイクは全員参加型が良いかもしれませんね。(②)

10.当日プログラム(配布資料)について

①見やすさ
見やすい ①19/② 8
普通   ① 7/② 9
見にくい ① 1/②

②文字の大きさ
大きい    ① 7/② 1
ちょうどいい ①13/②16
・私はちょうど良いですが、年配の方にとっては、小さいかもしれません。(②) 
小さい    ① 3/② 1

③ルビ
必要      ①10/② 7
どちらでもよい ①10/② 9
・必要な方もいらっしゃるのだから…。(②)
必要ない    ① 3
・みずらい。(②) 

11.その他の配慮(要約筆記、手話通訳、磁気ループ等)について、ご意見・ご感想をご記入ください。
・歌詞がなんか分かるともっと面白いかもですね。(難しいでしょうけど)。私としてはもう少し音声ガイドあ ってもいいかも。(①)
点字での資材もあるのでしょうか?(①)
・吹き替えのうた(解説)が欲しかった。(①)
・手話やナレーションなど、映像とキレイに流れていて分かりやすかったです。(①)
・聞こえにかかわらず参加できる環境なので、ありがたいと思います。(②)
・私は自分で持ってきたけど、座布団配ってた女子学生さんいましたね。外靴袋、大きくて使いやすかったです。(②)
・道民フォーラムでの要約筆記、スピーディで正確で技術の高さに感心しました。(②)
・手話に力を入れてました。こういった手話通訳が定着するとよいですね。あらゆるシーンで…。(②)・つかれさまと言いたい。(②)
・上履き入れのビニール袋をお配りいただいたり、座布団(クッション)のご用意もありがたかったです。(②)


12.その他、映画祭へのご意見・ご感想をご記入ください。
・面白かったです。(①)
・とても良かったです。次回も参加します。(①)
・ご努力に感謝です。(①)
・ユニバーサル映画祭、毎年楽しみにしてきたので、是非これからも続けてほしい。(①)
・これからも時々開催してほしいです。(終了後でも)(①)
・「エール!」すばらしかったです!!出演者の手話や歌を生かしたミュージックサインと音声ガイドが良かったです。(①)
・字幕のある映画を見るのは初めてだったので新鮮でしたが、楽しんで観賞できました。ありがとうございました。(①)
・ありがとうございました。(①)
・テーマと内容がいつも大変勉強になる(考えさせられる)。(②)
・始まった頃、函館に住んでいて、毎年参加していました。今でも当初の志を皆さんが引き継ぎ続けておられることに敬意を表します。今後も時間をみつけて参加していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。学生さんたちが社会に巣立ってもここで学んだことを活かして生きていってほしいと思います。皆さんお疲れさまでした。(②)
・音声ガイド、生なのに声に余計な緊張がなく聞きやすかったです。皆さん、お疲れさまでした。(②)
函館市内で実施の方が来やすくてよかったです。(②)
・今回初めて参加したのですが、内容共に素晴らしい出来でした。手話の方達もとても良かったです。どんどん宣伝してわ!(②)
・座ぶとんは、たすかりました。(②)
・今回のミュージックサイン、今まで観てきた中で一番レベルの高い表現だったと思います。洋画の表現は難しいと思いますが、主人公のポーラとガブリエルとのデュオのシーンは、訳されている歌詞とメロディーが伝わってくるようでした。二人でハモっていたシーン、ミュージックサインもハモっているようでした♪音声ガイドも視覚障がいがなくても映像のじゃまにならないタイミングで、映像に奥ゆきが出来ました。どちらも練習の成果ですね。(②)
・大学生の若いスタッフが活躍してました。これからもがんばってください。(②)
・ユニバーサル上映映画とは、どの様なものなのか興味がありました。音声ガイド、ミュージックサインを初めて知り、勉強になりました。(②)
・関係者の皆さん、一所懸命にご助力いただきありがとうございました。(②)

第13回 北海道ユニバーサル上映映画祭函館上映会 当日プログラム 

第13回 北海道ユニバーサル上映映画祭函館上映会 当日プログラム 

●会期:2018年11月18日(日)

●会場:函館市総合福祉センター5階多目的ホール


●タイムテーブル
10:00~11:45 「エール!」 第1回上映
13:00~14:45 「エール!」 第2回上映 
14:50~16:20 道民フォーラム  
【企画1】アイスブレイク~ジェスチャーゲーム~ (14時55分頃から20分程度)
多様なコミュニケーション手段を知ろう
【企画2】トークセッション (15時20分ごろから60分程度)
「こんなところが暮らしにくいぞ 北海道~インクルーシブ社会実現への処方箋~」 


●上映作品 『エール!』(原題:La Famille Belier)
 監督:エリック・ラルティゴ『プレイヤー』
 出演:ルアンヌ・エメラ ほか
 配給・提供:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
 (C)2014-Jerico-Mars Films-France 2 Cinema-Quarante 12 Films-VendOme Production-Nexus Factory-Umedia
・STORY
 フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。 美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…


主催:北海道ユニバーサル上映映画祭実行委員会

共催:北海道、北海道教育大学函館校、日本福祉のまちづくり学会北海道支部

後援:北海道教育庁渡島教育局、函館市函館市教育委員会北斗市七飯町)、七飯町教育委員会北海道運輸局函館運輸支局、函館地方法務局、北海道社会福祉協議会函館市社会福祉協議会北斗市社会福祉協議会七飯町社会福祉協議会函館市身体障害者福祉団体連合会、(一社)北海道中小企業家同友会函館支部、函館映画鑑賞協会 (順不同)

 

   ごあいさつ
                北海道ユニバーサル上映映画祭 実行委員会 代表 島 信一朗

 本日は第13回北海道ユニバーサル上映映画祭函館上映会にご来場いただき、まことにありがとうございます。
 本年4月、北海道では「意思疎通支援条例・手話言語条例」が同時に施行され、この「手話に関する条例」と、手話も含めた「多様なコミュニケーション手段を支援する条例」とが2本立てで制定されたのは、都道府県条例としては全国初となります。
 これにより手話は日本語と同じように一つの対等な言語として認められたこととなり、またコミュニケーションの方法には、一人一人の特性に応じて多様な方法があって然るべきことが広く認められたこととなります。これは、大変意義の深いことであり、障害健常・障害種別の垣根を超えて、また何よりも官と民とがようやく同じ方向を向いて、同じスタートラインに立つことができたのだと言うことができるのです。
 今後、この条例が大きな力となって、情報保障の取り組みが全道的に行政主導で推進されていくこととなりますが、まさに私たちがこの映画祭で発信し続けてきた<情報・コミュニケーションスタイルの多様性>と<人間の尊厳>が条例という形で具現化されたことに、この上ない程の喜びを感じているところです。
 本日の函館上映会では、この二つの条例が制定されたことの意義と素晴らしさを地域の皆様と分かち合う機会として、北海道との共催により、映画「エール」の上映と共に、「北海道意思疎通支援条例・手話言語条例道民フォーラム」を開催させていただくこととなりました。
 改めまして、条例制定に際して、特段なるご理解、ご支援・ご高配を賜りました北海道知事高橋はるみ様、フォーラムでご登壇いただきます北海道保健福祉部障がい者支援担当局長植村豊様をはじめ、本開催の実現に向けて数多くの相談に快く応じていただき、格別なるお力添えを賜りました職員・関係者の皆様に謹んで深謝を申し上げます。
 本映画祭では3年前より、次世代育成の観点から北海道教育大学函館校の「地域プロジェクト」に参加協力し、学生たちと力を合わせながら実行委員会を運営してまいりました。
 今年もプロジェクトメンバー15名の3年生が中心となって、企画の立案・上映作品選びから当日運営にいたるまで、実に積極的に活躍してくれています。
 特に午後からの道民フォーラムの企画については、授業の中で条例を深くまで読み込み、手話やコミュニケーションの多様性について学びを深めながら、一人一人の尊厳と真摯に向き合い、しっかりとテーマを定めた企画の立案をおこなってくれました。
 また、上映作品の選定には、当映画祭では初となるフランス映画「エール」を選び、言語の壁をも超えて、ミュージックサイン・音声ガイドなどのユニバーサル上映環境の作成にも積極的に取り組んでくれました。
 その道のりには、言語の壁のみでなく多くのハードルがありましたが、最後まであきらめることなく挑戦し続け、本日お届けするミュージックサイン・音声ガイドは、全て学生たちが主体となり手作りで作り上げてきた心からのライブパフォーマンスです。
 ぜひ映画「エール」から響く主人公ポーラの素晴らしい歌声と共に、学生たちがこの上映会に込めた真直ぐな思いが皆様の心にまで響いてくれますことを説に願います。
 結びに、本上映会開催に際し、特段なるご理解・ご支援・ご協力を賜りました皆様に対しまして、衷心より深く御礼申し上げます。 本日はまことにありがとうございました。

 

    ご挨拶

             北海道ユニバーサル上映映画祭in函館 実行委員長 湯澤 京加
                        (北海道教育大学函館校国際地域学科3年)

 本日は、第13回北海道ユニバーサル上映映画祭函館上映会にご来場いただき、誠にありがとうございます。
 北海道教育大学函館校国際地域学科には、地域の活性化や再生に取り組んでいる地元の企業、団体、組織と連携し地域課題の解決を目指しながら、そこから学び、貢献していくことを目的とした科目「地域プロジェクト」が開設されております。私たちは、この授業の一環として、昨年10月から北海道ユニバーサル上映映画祭実行委員会との連携・協働のもと、ユニバーサルな環境に配慮した上映会の開催に取り組んでまいりました。地域プロジェクト2期生が運営した去年の函館上映会、そして今年の七飯、北斗上映会で経験したノウハウや反省を積み重ね、今日が私たち学生主体で運営する最初で最後の上映会となります。皆さんに、学生の力というものを感じて頂ければ幸いです。
 最後になりますが、この場をお借りして本日の函館上映会の開催にあたり、ご支援・ご協力いただきましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。皆様のお力添え、ご教授がなければ、ここまでたどり着くことは出来なかったと思います。本当にありがとうございます。この上映会をきっかけに、本日ご来場の皆様が北海道ユニバーサル上映映画祭の今後にご注目してくださることを願っております。


●シネマカフェ
ToMoハウス*11:00~16:00
・ メニュー
   ホットコーヒー
   チーズケーキ
   パウンドケーキ(プレーン、黒糖、チョコチップ


【北海道主催】
北海道意思疎通支援条例・手話言語条例~道民フォーラム~
 <北海道教育大学函館校「地域プロジェクト」学生企画・プレゼン>
・テーマ
 多様なコミュ二ケーション手段の可能性 「差別解消・合理的配慮について考えよう」

【企画1】 アイスブレイク~ジェスチャーゲーム~
 様々な方が参加する映画祭。初対面の人同士が出会う時は緊張するのはあたりまえ。ここではジェスチャーゲームを通じ、多様なコミュニケーション手段を介し、集まった人や雰囲気を和ませながら合理的配慮の大切さを学ぶ。
(詳しいゲームの説明は企画開始時に行います。)
【企画2】 トークセッション 「こんなところが暮らしにくいぞ 北海道~インクルーシブ社会実現への処方箋~」
 意思疎通支援条例・手話言語条例の制定を切り口とし、インクルーシブ社会に向けての北海道の現状や改善点、今後の方針について、北海道教育大学函館校の学生が、道庁の方や障害当事者の方にお話を伺う。

~登壇者~
  函館聴覚障がい者協会 事務局長        山本 真一 氏
  北海道保険福祉部 障がい者支援担当局長    植村 豊 氏
   同  福祉局 障がい者保健福祉課主幹    加藤 直樹 氏
  北海道ユニバーサル上映映画祭実行委員会代表  島 信一朗 氏
~進行・ファシリテーター
  北海道教育大学函館校3年          古坂 桃 氏・湯澤 京加 氏

 

北海道意思疎通支援条例・手話言語条例~道民フォーラム~ 函館

 道庁との共催で開催する本上映会、14時50分より以下のように「道民フォーラム」をおこないます。
 映画鑑賞に引き続きご参加いただけますと幸いです。
 開催内容は次の通りです。

【北海道主催】
北海道意思疎通支援条例・手話言語条例~道民フォーラム~
 <北海道教育大学函館校「地域プロジェクト」学生企画・プレゼン>
・テーマ
 多様なコミュ二ケーション手段の可能性 「差別解消・合理的配慮について考えよう」

【企画1】 アイスブレイク~ジェスチャーゲーム~
様々な方が参加する映画祭。初対面の人同士が出会う時は緊張するのはあたりまえ。
ここではジェスチャーゲームを通じ、多様なコミュニケーション手段を介し、集まった人や雰囲気を和ませながら合理的配慮の大切さを学ぶ。
(詳しいゲームの説明は企画開始時に行います。)
【企画2】 トークセッション 「こんなところが暮らしにくいぞ 北海道 ~インクルーシブ社会実現への処方箋~」
 意思疎通支援条例・手話言語条例の制定を切り口とし、インクルーシブ社会に向けての北海道の現状や改善点、今後の方針について、北海道教育大学函館校の学生が、道庁の方や障害当事者の方にお話を伺う。

~登壇者~
  函館聴覚障がい者協会 事務局長        山本 真一 氏
  北海道保険福祉部 障がい者支援担当局長    植村 豊 氏
   同  福祉局 障がい者保健福祉課主幹    加藤 直樹 氏
  北海道ユニバーサル上映映画祭実行委員会代表  島 信一朗 氏
~進行・ファシリテーター
  北海道教育大学函館校3年          古坂 桃 氏・湯澤 京加 氏

第13回 北海道ユニバーサル上映映画祭函館上映会開催日程案内

●会期:2018年11月18日(日)
●会場:函館市総合福祉センター5階多目的ホール
●タイムテーブル
10:00~11:45 「エール!」 第1回上映
13:00~14:45 「エール!」 第2回上映 
14:50~16:20 道民フォーラム  
【企画1】アイスブレイク~ジェスチャーゲーム~ (14時55分頃から20分程度)
多様なコミュニケーション手段を知ろう
【企画2】トークセッション (15時20分ごろから60分程度)
 学生企画 「こんなところが暮らしにくいぞ 北海道 ~インクルーシブ社会実現への処方箋~」 
 <北海道教育大学函館校「地域プロジェクト」企画・プレゼン>

●シネマカフェ
 同会場5階休憩スペース内にて開設します。
 出店:ToMoハウス
 開設時間:11:00~16:00
・ メニュー
 ホットコーヒー
 チーズケーキ
 パウンドケーキ(プレーン、黒糖、チョコチップ

第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in函館

開催日:2018年11月18日(日)
会 場:函館市総合福祉センター5階多目的ホール
    (函館市若松町33-6)
●タイムテーブル
午前の部
9時30分 開場
10時00分 「エール」1回目上映(105分)
午後の部
13時00分 「エール」2回目上映 (105分)
14時50分 「北海道意思疎通支援条例・手話言語条例 道民フォーラム」
     企画・進行:北海道教育大学函館校「地域プロジェクト」
     テーマ:多様なコミュニケーション手段の可能性「差別解消・合理的配慮について考えよう!」
     内容:ご挨拶及び行政説明(北海道より)・ジェスチャーゲーム(函協大地域プロジェクト学生プレゼン)・ゲストトーク ほか
16時20分 道民フォーラム終了
◆上映作品紹介
 『エール!』(原題:La Famille Belier)
・ストーリー  フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。 美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、"家族はひとつ"。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…
 監督:エリック・ラルティゴ『プレイヤー』
 出演:ルアンヌ・エメラ ほか
 配給・提供:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
 上映時間:105分
 2014年/フランス映画/アメリカン・ビスタ
 (C)2014-Jerico-Mars Films-France 2 Cinema-Quarante 12 Films-VendOme Production-Nexus Factory-Umedia
・オフィシャルサイト  http://air-cinema.net/about.php

 

f:id:universalmoveifes:20180927114129j:plain

 

 第13回北海道ユニバーサル上映映画祭北斗上映会 共同開催  ~つなげよう!支え愛の輪!!~ ふれあい福祉まつりin北斗

 第13回北海道ユニバーサル上映映画祭北斗上映会 共同開催 
~つなげよう!支え愛の輪!!~
ふれあい福祉まつりin北斗


 期日:9月22日(土) 午前10時~午後2時
 開場:北斗市総合文化センター かなで~る
主催:北斗市社会福祉協議会 北斗市福祉まつり実行委員会
【催し内容】
 ・体験コーナー
  餅つき体験、盲導犬ふれあい体験、車いす試乗体験、ボッチャ体験、ふまねっと活動上映・体験、臨床美術
 ・縁日コーナー
  やきとり、くじ、スーパーボールすくい、飴玉すくい、かき氷、ポップコーン
 ・相談コーナー
  薬剤師による相談、介護に関する相談
 ・健康チェックコーナー
  脳年齢系、メタボリ先生、体組成計
  ・赤い羽根チャリティーカラオケ大会
 ・イヌ・ネコ譲渡会
 ・日赤救急法
 ・炊き出し、 防災マスター 
 ・おもちゃ作り 
 ・マジックショー
 ・遊び場コーナー
 ストラックアウト、カローリング、ラダーゲッター
 ・展示・出店コーナー
  車いす展示、ふまねっとパネル展示、おしま菌床きのこセンター産しいたけ販売、福祉車両展示、授産施設製品販売
 ・食堂コーナー
  カレーライス、焼きそば など
 ・スタンプラリーで景品GET
 ・福祉まつりの最後には「お楽しみ抽選会」(スタンプラリー参加者)
 ・ずーしーなまものどぉーむ(雨天時は中止)

第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in北斗

第13回北海道ユニバーサル上映映画祭in北斗
会期:2018年9月22日(土)
会場:北斗市総合文化センターかなで~る
上映映画タイトル「人生フルーツ」
(C)東海テレビ放送


タイムテープル
 9:40 開場
10:00 第1回目上映(91分)
12:30 第2回目上映(91分)
(第2回目上映には、ミュージックサインはつきません)
14:30 第3回目上映(91分)
16:01 終了予定

上映作品紹介
上映映画タイトル「人生フルーツ」

第91回キネマ旬報ベスト・テン 文化映画第1位
第32回高崎映画祭 ホリゾント賞
平成29年度文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞

ナレーション 樹木希林(きき きりん)
監督 伏原健之(ふしはら けんし)

津端修一(つばた しゅういち)さん90歳、英子(ひでこ)さん87歳
風と雑木林と建築家夫婦の物語

風が吹けば、
枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、
土が肥える。
土が肥えれば、
果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

ふたりのプロフィール

英子さん
1928年1月18日生まれ。愛知県半田市の老舗の造り酒屋で育つ。27歳で修一さんと結婚し、娘2人を育てる。畑、料理、編み物、機織りなど、手間ひまかけた手仕事が大好き。

修一さん
1925年1月3日生まれ。東京大学を卒業後、建築設計事務所を経て、日本住宅公団へ。数々の都市計画を手がける。広島大学教授などを歴任し、自由時間評論家として活動。

むかし、ある建築家が言いました。家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。

愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。
それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実、妻・英子さんの手で美味しいごちそうにかわります。刺しゅうや編み物から機織りまで、なんでもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。
長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。
そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。
 かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道になる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめました-。あれから50年、ふたりは、コツコツ、ていねいに時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。

 本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林
ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。